酒井 信彦(さかい のぶひこ、1943年 - )は、日本の学者、言論人、政治活動家。「主権回復を目指す会」顧問、「日本ナショナリズム研究所」所長、「自由チベット協議会」代表。儀礼文化学会会員。元東京大学史料編纂所(中世史料部門)教授。 昭和18年(1943年)、神奈川県川崎市出身。



(出典 bio.nikkeibp.co.jp)



1 Toy Soldiers ★ :2020/05/29(金) 13:59:56.17

 新型コロナウイルスをめぐって、中国の「武漢」を冠して「武漢ウイルス」「武漢肺炎」などと表現するのが、良いか悪いか問題になっている。「海鮮市場」にしろ、「病毒研究所」にしろ、武漢由来に違いないから、産経新聞では必要に応じて、使用されている。

 一方、朝日新聞は、3月29日の投書欄「声」で、静岡県の男性が米国のトランプ大統領やポンペイオ国務長官、日本では麻生財務相が、「中国ウイルス」「武漢ウイルス」と呼ぶのに、疑問を呈している。
また、同紙の5月1日社会面の「『みる・きく・はなす』はいま」の欄では、葛飾区議の人物が演説で「武漢コロナ」「武漢肺炎」と連呼するのは、排外主義であると批判している。

 この問題については、朝日新聞デジタルにある福岡市の内科医の「医心電信」というコラム(3月9日)が解説していた。2015年に決められた「ヒトの新興感染症の名称に地名は使えないというルール」があるのだという。
地名だけでなく動物の名、人名や職業名も使えない。このルールを知りながら、「意図的に『武漢肺炎』などと呼んでいたとしたら、これは差別に他なりません」とのことである。

 ただしこれでは、まだ不可解なことが多すぎる。今回、コロナウイルスに関連して「川崎病」と思われる幼児の患者が、米国で出現した。米国のニュース画面にも「KAWASAKI」とはっきり出ている。この場合、地名ではなく、発見者の川崎富作という人名であるようだ。

 先の「声」欄の筆者は「水俣病」を問題にして、その名のために「住民はいわれなき偏見に苦しめられ、就職や結婚で差別を受けた。海産物の風評被害は計り知れないものだった」と述べている。そういえば、「四日市ぜんそく」と言うのもあった。

 さらに日本人として不快なのは、国名そのものの「日本脳炎」であり、「日本紅斑熱」である。「川崎病」「日本脳炎」は、先ほどのルールに明らかに合致していない。しかしこのルールは、中東呼吸器症候群(MERS)をきっかけに決められたが、その後に発生した新感染症にしか適用されないのだという。

 あまりにも、不合理な話である。これでは「武漢ウイルス」を差別としながら、「中東差別」も「日本差別」も相変わらず温存されることになる。大いなる欺瞞(ぎまん)と言うしかない。新聞は、公害病の表現も含めて、この実情を明確に説明する責任がある。

https://www.sankei.com/column/news/200524/clm2005240005-n1.html


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